ミエメモ

三重県の飲食店についてを主として好きなことを書いていくブログだミェ!!三重県の飲食店のデータベースも作成していて、飲食店を応援しているミェ。データベースはこちらのURLだミェ!https://miemeshi.blogspot.com/p/index2.html

「伊勢えびの漁獲量1位は三重県?千葉県?」真偽を三重県民が検証した!

最近、伊勢えびを用いた商品が数多く出ているミェ。

そんな三重県が誇る伊勢えびについてこんな雑学があるミェ。

「伊勢えびの漁獲量1位は三重県ではなく千葉県」

君はこれを聞いたことがあるミェか?

伊勢えびの名前の由来である伊勢市を抱える三重県が、実は千葉県に漁獲量で負けているという面白い雑学だミェ。

でも三重県民にとっては少し残念な気持ちになる雑学だミェ。

私も悲しかったミェ。

だから私はこの雑学が本当に正しいのかを調べてみたミェ。

千葉県の方が伊勢えびの漁獲量が上回っていてもおかしくはない

東京圏にはたくさんの人が集まってくるミェ。

たくさんの人がいるんだから、食べ物もたくさん消費するはずだミェ。

伊勢えびだって例外じゃないミェ。

その食べ物はどこから仕入れるんだミェ?

送料などを考えると、大都会の東京圏で食べられる伊勢えびは隣の千葉県から仕入れた方が安上がりだミェ。

ただでさえ高い伊勢えびを遠くの三重県から仕入れるよりも、隣の千葉県から仕入れた方が、提供価格も抑えられるミェ。

千葉県で伊勢えびが獲れるなら千葉県から仕入れたいと思うのは普通のことだミェ。


そのために千葉県で伊勢えびをたくさん獲るようになったと考えるとあり得る話だと思うミェ。

 

だけど、本当にそうなのかミェ?
千葉県が本当に伊勢えびの漁獲量一位なのかミェ?
三重県をアピールしていくと宣言した私が、これをすんなりと受け入れていいのかミェ?
いや、ダメだミェ!
だから私は調べてみたんだミェ。

 

平成29年度の伊勢えび漁獲量1位は三重県?千葉県?

平成29年漁業・養殖業生産統計(農林水産省)によると、
伊勢えび漁獲量(単位100t)
三重県  3
千葉県  2
静岡県  1
和歌山県 1
徳島県  1
長崎県  1
宮崎県  1
鹿児島県 1

となってるミェ。
これは10の桁が四捨五入された情報だから、本当に100tの差があるわけではないミェ。
でも、少なくとも平成29年度に三重県が伊勢えびの漁獲量日本1だったことは間違いないミェ!

 

他の年度の伊勢えび漁獲量1位は三重県?千葉県?

他の年はどうなんだミェ?
そう思った私はさらに調べてみたミェ!


それぞれの年度の漁業・養殖業生産統計によると

年度ごとの伊勢えび漁獲量(単位t)

平成28年度 三重県 247 千葉県 180 和歌山県 147 静岡県 128  

平成27年度 三重県 313 和歌山県 166 千葉県 163 静岡県 129 

平成26年度 三重県 264 千葉県 259 和歌山県 170 静岡県 139 

平成25年度 千葉県 233 三重県 228 和歌山県 161 静岡県 125  

平成24年度 三重県 243 千葉県 242 和歌山県 169 静岡県 132 

平成23年度 三重県 213 千葉県 164 和歌山県 166 静岡県 111 

平成22年以前は伊勢えびの項目が無い

 

こうなったミェ!
確かに平成24年度から平成26年度は三重県と千葉県の伊勢えびの漁獲量は競っているミェ。
そして、平成25年度は惜しくも千葉県に負けてしまっているミェ。
だけど、平成23年度、平成27年度、28年度は三重県が圧倒的な1位で、漁獲量に明らかな差がついているミェ。
千葉県の伊勢えび漁獲量が減っているんだミェ。

毎年伊勢えびの漁獲量が安定しているのは和歌山県と静岡県だミェ。和歌山県は約160t、静岡県は約120tの漁獲量だミェ。安定供給がなされていて素晴らしいミェ。

統計を確認してみると伊勢えびの漁獲量が多い県は明らかだった

上記でみた統計からは、「伊勢えびの漁獲量1位は三重県ではなく千葉県」という雑学は正しくないことがわかるミェ。
正しくは「例年の伊勢えびの漁獲量は三重県が漁獲量1位。しかし平成25年度のみ千葉県が1位に躍り出た。」になるミェ。

 

伊勢えびはやっぱり三重県の誇りだミェ。
まあ高いから食べられる機会はそんなにないんだけどミェ…。
伊勢えび本体は食べられなくても、高級な伊勢えびを使った商品は沢山作られているミェ。
現在マクドナルドでは「あけおめ!伊勢えびマヨソース」が味わえるし、サッポロ一番が伊勢えびを使用したみそラーメンを出しているミェ!

 

miemeshi.hatenablog.com

miemeshi.hatenablog.com

 
三重ブランドの重鎮である伊勢えびをこれからも美味しく味わいながら、大切にしていきたいミェ!