三重県桑名市の安永餅、四日市市のなが餅、鈴鹿市の立石餅を実際に食べ比べてみた感想!
三重県北勢地方には、3種類の名物餅が存在するミェ。桑名市の安永餅、四日市市のなが餅、鈴鹿市の立石餅だミェ。これらのお餅は、どれも細長く、両端は丸くまとめられていて、餅を押し潰して両面焼きがなされているミェ。
今回はこの似た形をしたお餅である安永餅、なが餅、立石餅を食べ比べてみたミェ。
似た形をしている理由は?
安永餅、なが餅、立石餅の形がこんなにも似ている理由は「旅人への販売をしていたから」と言われているミェ。
旅人に出来立ての温かいお餅を提供するには、注文を受けてからお餅を焼くしかないミェ。先に作り置きをしていては冷めてしまうミェ。そして、販売店としては旅人への提供時間ははやくしたいものだミェ。そのために焼き時間を短くできるように早く火が通るお餅、つまり薄いお餅が作られるようになったんだミェ。
細長くて両端が丸い形をしている理由としては、伊勢神宮の「神宮餅」や四日市市や桑名市で赤ちゃんが生まれたお祝いのための「ねね餅」、「はらわた餅」が小判型をしていたからと推測されているミェ。
おめでたい小判型のお餅を旅人に迅速に提供するために考案された結果、安永餅、なが餅、立石餅などの細長くて薄いお餅が作り上げられたと考えられているミェ。
三重県北勢地方の3つの名物餅!
ここからが本題だミェ。みんなはこの3つの違いがわかるミェか?
左から立石餅、安永餅、なが餅だミェ。今回はこれらを実際に食べ比べてみたから、その感想をお伝えするミェ!
桑名市の安永餅(桑名市)を詳しくみる
まずは安永餅だミェ。今回は、安永餅老舗の安永餅を買ってきたミェ。
立石餅やなが餅よりもきれいで細長い楕円形をしているミェ。そして、全体的にあんこの黒っぽい色が透けているミェ。
安永餅は今回は安永餅老舗本店で買ってきたミェ、安永餅老舗本店についてはこっちで詳しく書いたミェ。
四日市市のなが餅(笹井屋)を詳しくみる
なが餅は笹井屋本店で購入してきたミェ。個別購入が出来なくて、7本入りが最少だったミェ。
なが餅は、全体的にしっかりと押し潰されていて、焼き加減も全面がきつね色になるぐらいまでは焼かれていたミェ。安永餅よりは焼かれているけど、立石餅よりは焼かれていないミェ。
鈴鹿市の立石餅(もち久)を詳しくみる
立石餅はもち久さんでしか買えないから、今回の中で一番レアなお餅だミェ。三重県民でも知らない人や、知ってはいても食べたことが無い人も多そうだミェ。
安永餅やなが餅によりも押し潰されていて、しっかりと焼かれているミェ。手触りも他の2つに比べてごつごつしているミェ。
3つの違いは餅?あんこ?
3つの紹介が終わった所で、食べ比べていくミェ。
餅の硬さは焼かれ方からも明らかだミェが、硬い順に立石餅、なが餅、安永餅だミェ。
そしてあんこの水気がある順は、なが餅、安永餅、立石餅だミェ。安永餅が1番焼き時間が短そうだったから、安永餅のあんこが1番水気が残っているのかと思っていたら、なが餅のあんこの方が水気が残っていて驚いたミェ。あんこは全てつぶあんだったミェ。
餅の硬さとあんこの水気が違うことで、食感も結構違って、それぞれ違う美味しさがあったミェ。
立石餅は餅もしっかりと焼かれていて、あんこの水気も少なめだったから、噛み応えがよかったミェ。硬めの餅の中に水分が飛んで甘みが濃縮されたあんこが詰まっている感じだミェ。例えるなら、あんデニッシュのお餅版?みたいな感じだミェ。
なが餅と安永餅はもちもちのお餅の中に、少し水気のあるあんこが詰まっていて、どちらも「もちっとろっとした甘さ」をしているミェ。2つの違いとしては、なが餅の方が焼き目の部分でぶちっと千切れるような食感をしていたミェ。正直、食べて違いは分かったミェが、文章で上手く表現できないミェ。「なが餅の方が若干水気が多いあんこで、焼き目が少し硬い。」これが私に出来る精一杯の表現だミェ。
まとめ
今回は安永餅となが餅と立石餅を食べ比べてみたミェ。3つの中で立石餅は焼き加減やあんこも全然違って特徴的だったミェが、安永餅となが餅は食べ比べてみてもよく似ていたミェ。でも安永餅となが餅にも餅の焼き加減やあんこにちゃんとした違いはあって、この2つの違いを表現しきる語彙力がないことが悔やまれるミェ。(語彙力ある人がどう表現するのか聞いてみたいミェ。)
また、安永餅は安永餅老舗本店で、なが餅は笹井屋本店で、立石餅はもち久で買ってきたから、他の店舗のお餅で比べるとさらなる違いや似た点が出てくるかもしれないミェ。
三重県のお菓子には他にも有名なものがあるからそれらを紹介するミェ。
これを読んで三重県にお菓子巡りに来てミェ。